遺言書作成サポート~大切な人への思いを、確かな形に~

「遺言書で伝えたい、あなたの想い。」

遺言書は、自分の意思を最も確実に伝える手段のひとつです。人生の終わりに備えて、大切な方への思いを伝えることで、残された方が悩まずに済むようにしておくことができます。しかし、遺言書を作成する際には、法律に基づいた正しい方法で作成する必要があります。

私たちは、遺言書作成における専門的なサポートを提供し、あなたの意志が確実に実現できるようお手伝いします。遺言書の内容に関するご相談から作成、法的効力を確保するための手続きまで、プロフェッショナルがしっかりとサポートいたします。

遺言書作成の必要性

遺言書を作成することには、さまざまなメリットがあります。


財産の分配を明確にできる-遺言書を作成することで、あなたがどのように財産を分けるかを明確に伝えることができます。これにより、遺産相続でのトラブルを防ぐことができます。

・自分の意思を確実に伝えられるー法的に効力のある遺言書を作成することで、自分の意思を家族に確実に伝えることができます。口頭での伝達と違い、遺言書は法的に有効な証拠として扱われます。

・相続人同士の争いを防げるー遺言書により、遺産分割の内容が事前に決まるため、相続人間での争いを予防できます。公平で明確な遺産分割を進めることができます。

・特定の希望や指示を伝えられる-財産の分配だけでなく、葬儀の方法や特定の人への贈与についても、遺言書に記載することができます。自分の希望を最後まで伝える手段として非常に重要です。

遺言書作成の種類と保管

遺言書にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴やメリットがあります。あなたの希望や状況に応じて、最適な方法を選ぶことが重要です。

最も確実で安全な方法 – 公正証書遺言

公正証書遺言は、公証人役場で公証人が作成し、その場で証人2名と共に署名・押印を行う遺言書です。この方法は、法的効力が非常に高いものとなっています。

公正証書遺言のメリット

  • 法的効力が強い:公証人が関与して作成されるため、形式や内容に誤りがあっても無効になることが少なく、確実に遺言としての効力があります。
  • 遺言内容が明確:公証人が関わるため、遺言の内容が明確で誤解の余地がありません。
  • 保管が安全:公証役場にて保管されるため、紛失の心配がなく、安心して大切な内容を残すことができます。

公正証書遺言のデメリット

  • 費用がかかる:公証役場への手数料、立会証人の費用がかかるため、自筆証書遺言よりの高額となります。

サポート内容

  • 遺言内容相談
  • 推定相続人調査(遺留分侵害等)
  • 遺言書案文作成
  • 公証役場打ち合わせ・立会(証人2人)
  • 遺贈先決定サポート
自分の手で書く遺言 – 自筆証書遺言

自筆証書遺言は、自分の手で書き、署名・日付を記入した遺言書です。この方法は、特に費用をかけずに自分の意志を残せる点が特徴です。しかし、形式に誤りがあると無効になってしまうことがありますので、注意が必要です。

自筆証書遺言のメリット

  • 費用がかからない:公証人を介さずに、自分で遺言書を作成できるため、公証役場に支払う費用が発生しません。
  • 自由度が高い:自分の意思で自由に内容を記載できるため、柔軟に対応できます。

自筆証書遺言のデメリット

  • 無効になるリスク:手書きによる形式不備や内容の不明確さがあると、無効となる可能性が高くなります。
  • 紛失・改ざん、発見されないリスク:適切に保管しないと、遺言書が紛失したり、改ざんされたりするリスクがあります。また、大切に保管しすぎて発見されないままとなるリスクもあります。
  • 検認が必要:検認とは、家庭裁判所が遺言書の内容や形式を確認し、遺言書が合法的に有効であるかを確認する手続きです。自筆証書遺言をそのまま相続手続きに利用する前に、家庭裁判所で遺言書の検認を受けることが必要となります。

サポート内容

  • 遺言内容相談
  • 推定相続人調査(遺留分侵害等)
  • 自筆遺言チェック
  • 遺贈先決定サポート
法務局で保管をしてもらう – 自筆証書遺言保管制度利用サポート

自筆証書遺言を作成した後、その遺言書を法務局で保管してもらうことができます。法務局に保管することで、遺言書の紛失や改ざんを防ぐことができ、遺言書の効力を確実に守ることができます。

法務局保管のメリット

  • 紛失や改ざんの防止:法務局で保管されるため、遺言書がなくなったり、改ざんされる心配がなくなります。
  • 相続時の手続きが簡略化:法務局に保管されている遺言書は、検認が不要で、相続手続きの際に速やかに確認されるため、相続人がスムーズに遺産相続を行えます。

法務局保管のデメリット

  • 記載内容に誤りがあると意味がない:自筆証書遺言の保管は、遺言書の内容が正確で法的に有効であることが前提です。内容に誤りがあった場合、たとえ法務局に保管していても、遺言書として有効ではなくなる可能性があります。

サポート内容

  • 遺言内容相談
  • 推定相続人調査(遺留分侵害等)
  • 自筆遺言チェック
  • 法務局同行
  • 遺贈先決定サポート

遺言書作成サポートの流れ

  1. 初回相談(無料) 遺言書作成に関するご相談を無料で受け付けています。ご希望の方法(公正証書、自筆証書)についてお聞かせください。
  2. ヒアリングとプランニング あなたの遺言書作成に関する希望や意向を詳しくお伺いし、最適な方法を提案します。
  3. 言書作成・手続き代行 公正証書遺言の作成や、自筆証書遺言の作成サポートを行います。また、法務局への保管手続きも代行します。
  4. 保管・管理のサポート 作成した遺言書の適切な保管方法についてアドバイスし、必要に応じて法務局での保管を手配します。